2006.7海外交流団に9名参加!!


全日本グランドソフトボール連盟が平成18年7月27日〜8月1日の6日間にわたり、アメリカケンタッキー州ルイビル市へ派遣した「2006.7が以外交流団」(選手・役員・ボランティア等参加者49名)にふれ愛ぴっく大阪クラブから、川口 衷理事長をはじめ9名が参加した。

連盟は、「世界に翔ばたくグランドソフトボール」をキャッチフレーズに、グランドソフトボール競技をパラリンピックの正式種目になることを大きな夢として活動しているが、今回その第一歩をスタートさせた。

交流団に参加する49名が全国各地から関西国際空港に集合、大阪府視覚障害者福祉協会垣野体育部長、大阪阿倍野ライオンズクラブ会長新阜会長を来賓に迎え結団式を行い、ルイビル市に向かった。

ルイビル市にあるケンタッキー州立盲学校を中心として、ゴール・ボール、ボウリング中心に視覚障害者が交流、日本独自の視覚障害者スポーツ『グランドソフトボール競技』をベラミン大学ソフトボール場において、参加選手をホワイトチーム・レッドチームに分けて2試合を披露、多くの驚きと感動を観戦者に与えた。

これに先立ち、アメリカ点字出版所・点字博物館を表敬訪問、ベラミン大学でケンタッキー州立盲学校へ記念品(日本人形3体)を贈呈、全盲打者・野手に対するルール説明(実技を交えて)を行った。

1試合終了後、観戦者による打撃体験を催し、地元ベラミン大学野球部・女子ソフトボールの選手をはじめお年寄りから子供まで多くの方々が参加、予定の時間を軽くオーバーした。

第2試合は、観戦者も各チームに入り熱戦を展開、観戦者は大きな声援を行い、日本の視覚障害者の能力の高さに驚きと、大きな感銘を与えることが出来た。試合終了後、参加者が相集い『バーベーキューパーティー』を行い、日米の交流を図る大変有意義な一日となった。

翌日は、アメリカの視覚障害者固有のスポーツ『ビープ・ボール』(プロ選手いるとのこと)の説明を受け実体験、日米視覚障害者のスポーツの違いを実感し、互いの競技の日米対抗戦の実現に向けて大きな夢が膨らんだ。

この交流は、この一年限りのものとはせず、相互のスポーツを理解し、毎年同じ地で息の長い交流を図りることが、将来の大きな目的実現の基となるものと考えられる。

参加者は、大きな感動といろいろな経験に満足し、グランドソフトボール競技の素晴らしさを実感し、帰国全国各地へ帰った。

この海外交流団派遣に当たっては、アメリカアスリート協議会元会長ミラー氏・ケンタッキー州盲人協議会会長アダム夫婦・ケンタッキー州立盲学校慈善団体常務取締役アランおよびエイプリー氏にお世話になりました。

ふれ愛ぴっく大阪クラブから、川口 衷副団長をはじめ古城会計・廣谷総務・藤森総務・審判員(赤松・北山・田守・松野・若林)として9名が参加、審判員はルール説明の審判、また、エキジビションマッチの2試合の審判を行う等、海外交流団派遣の大きな役割を担なった。

地元でお世話になった方々 盲学校に記念品日本人形の贈呈 参加した選手の皆さん